ユーミンのお気に入りの ”マンゴースタジオ”

ユーミンがスタジオのドアを見て命名

12年前のデザインです。

この会社(S社)はラジオ放送局のニッポン放送や文化放送の音響を担当する音のプロフェッショナルの会社です。
お客様のリニューアル計画の担当はこの会社の役員で、「ウチは音屋(おとや)なんです

よ」とおっしゃっていたことが印象的で今でも忘れません。

「現場の社員とコミュニュケーションを取りたい」がお客様の要望でした

S社はラジオ放送局の音響を担当するので、職場はラジオ放送局となります。
しかし、ラジオ局の番組を全て担当するのではなく、番組都度社員が入れ替わって音響を担当します。会社と職場のあるラジオ局は歩いて帰れる距離なので、時間が空いた社員は会社に帰ってくればいいのですが、ほぼ全員が事務処理などの用事がない限り、事務所に戻らず次の担当番組が始まるまでスターバックスなどで過ごすと言っていました。

オフィスづくりのセオリーには全く逆こうしたデザインでしたが・・・

僕の提案は「ならば、オフィスをスターバックスにしてしまいましょう!」
というものでした。当時オフィスといえば、白やアイボリー、明るい木目を基調とした明るく照明の照度効率がいいオフィスでしたが、
僕の提案は、床は濃いグレー、天井は真っ黒、壁はアンティーク煉瓦、ドアはオレンジ色で丸い窓。
コンセプトは「ニューヨークの裏路地の隠れ家に夜な夜な集まる音好き仲間」です。

流石にお客さんも度胆を抜かれるかと・・・・

流石にお客さんも度胆を抜かれるかと思いきや「これで行こう!」と即決。
後から聞くと、もう一社、以前から付き合いのあるデザイン会社に依頼したところ、当たり前のオフィスのデザインを提案してきたらしいのです。
S社の仕事は初めてでしたが、このプレゼンを機に大きな信頼を得て、スムースに仕事を進めることができました。

オフィスにユーミンが現れて、ドアにサイン

工事が無事完了し、オフィスのお披露目(レセプション)にユーミンこと松任谷由実さんがいらっしゃり、編集スタジオのオレンジのドアに目がとまり、ユーミンがののスタジオを命名しました。
その名も「マンゴー・スタジオ」。ドアにサインをいただきました。

リニューアルされたオフィスには、社員が集まるようになりコミュニュケーションも活発になったと嬉しい言葉をいただきました。

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