あなたはどのタイプ

あなたがリフォーム業者を選定する時の基準は?

多くの人は、『実績』『企業規模』『センスの良さ』『安さ』など、大体この4つが代表的な選定基準です。

もちろん、この4つの基準で業者選定をすることはけっして間違いではありません。

『実績』は長い年月続けていけば数は増えます。でも、その実績ある業者を引っ張っていた優秀なデザイナーや設計士が独立して会社を興していたとしていたら?当然興した会社の『実績』はありませんよね。同様に『センスの良さ』もこれに該当します。

では、『企業規模』が大きいから信頼出来る。とお考えの方に質問です。企業規模が大きくなると信頼も比例していくのでしょうか?・・・それは、日本人独自の性善説からくる『思い込み』かも知れません。

だからと言って、4つの基準は全く関係ないということではありません。肝心なことは、あなたの求めている要望をツーカーで聴いてくれるのは、どんなタイプの業者が適合するか?を知ることです。


デザイナータイプ

インテリア雑誌にあるようなお洒落な部屋、こだわりのあるへやをつくりたい!

というあなた。デザイナーはイメージを汲みとることが得意です。そして汲み取ったイメージがあなたの頭の中にあるイメージに合っているのかを表現する手法も長けています。また、デザイナーは豊富な情報を持っているので、あなたの抱いているイメージをさらに増幅してくれる提案をしてくれるかも知れません。予算を伝えると足下を見られるのでは?などと疑念を抱かず、予算を伝えておけば、その範囲で最大の提案をしてくれるはずです。


工務店/建築士タイプ

間取りを大幅に変えて、デザイン性より実用性を優先させたい方は

間取りを変えるリフォームや増築リフォームは、役所への建築申請をする為の書類の作成などの労務が発生します。デザイナーにデザイン・設計を依頼した場合は、建築士に必要な書類を作成してもらうのですが、建築士に設計を依頼すれば、その手間が省けます。

ならば、初めから建築士に設計してもらうほうが・・・と思いますが、多くの建築士はデザイン教育を受けていないので、どうしてもオースドックスなデザインに傾く方向があります。建築士に依頼する場合、今までの作品を見せていただき、あなたのテイストに合っているか検証してみると良いでしょう。


住宅設備メーカータイプ

ピンポイントで水廻りを直したい。つでにその周辺の使い勝手も。

リフォームの目的が、キッチンや風呂場、トイレなど設備の改修と、ついでにその周りの床やクロスも貼り直したいと決まっているならば、設備メーカー系のリフォーム業者が一番安くリフォームできます。でも、安くできるぶん、床材やクロスの柄は『この中からお選びください』とある程度パッケージされているので、そのへんは我慢ですね。


大工さん、造作家具職人、DIYタイプ

ひと部屋だけ、部屋の一部だけをこだわった形に変えたい方

最近この手の業者の存在が目立ってきました。以前は大工さんや造作家具屋さんは、工務店の下請けとして仕事をしていて、直接お客さんから仕事を受けることは無かったのですが、インターネットの普及で、そういった古くからの仕組みもなくなり、ボーダレスになってきました。

仕事のクォリティーは高く、工務店のマージンを挟まないので、そのぶん安くなります。


便利屋/格安リフォームを売りタイプ

とにかく安くやりたい、早くやりたいというあなた
 はっきり言って『当たり外れ』があります。

あなたがラッキーにも『当たり』の業者に出会うことができたならば最高です。ちょっとしたことでもフットワーク良く対応してくれて、とても助かる存在になるでしょう。しかし、質にはバラツキがあるので、そうしたリスクを覚悟した上でご利用すると良いでしょう。