『癒しの空間づくり』をメインテーマに空間づくりを進めるタイドランドの強みは?

コミュニュケーション計画と収納計画を重視した空間計画がタイドランドの強みです。

これは、私が30年以上オフィス空間づくりに携わってきたことから、私の空間づくりにおいて、コミュニュケーション計画と収納計画を無意識に念頭に置いてプランニングする習慣が身に付いてしまっているからです。

実は、住空間や商用空間づくりにおいても重要な事なのです。

ここで少しオフィス空間についてお話しさせてください。

オフィス空間づくりにおいて、コミュニュケーション計画は、一番重要な事なのです。

1980年代までは、経済活動の “生産の場”は工場で、オフィスは“事務処理の場”という役割りでした。

1990年代になり、コンピュータが普及し始めて、産業構造も工場勤務の『ブルーカラー人口』とオフィス勤務の『ホワイトカラー人口』が逆転しました。

その頃から、生産の場は工場からオフィスへと移行しまして、コンピュータもひとり1台が使用するパーソナル化が進み、生産性も向上していきました。

同時にパーソナル化が進むに連れて、社内のコミュニュケーションが希薄になっていったのです。
そこで重要になってきたのが、社内コミュニュケーションの活性化です。

それまでは、『ほうれんそう→報告・連絡・相談』という言葉に代表されるような、上司を筆頭として部門内の『縦のコミュニュケーション』が、組織のコミュニュケーションのとりかたの典型でしたが、企業全体の生産性を向上させるには、部門内に留まらず、社内全体のコミュユケーションの活性化、社外とのコミュユケーションの活性も重要になっていったのです。

まさにその時、オフィスデザインの仕事をしていたので、コミュニュケーションの重要性をどのようにしてオフィスの中に展開していくかを常に考えていました。

平行して収納計画もオフィス空間づくりの重要なファクターとして、その対策を考えてオフィスプランニングに取り組んでいました。『コミュニュケーション計画』『収納計画』この2つは、住空間づくりにおいてもとても重要な事です。