No.2 簡単!炊飯器で炊く玄米パエリア
この料理を考えたきっかけ
僕は7年前から健康な身体を維持するために、糖質をあまり摂りすぎない食事をしています。
料理を趣味としている僕にとって、パエリアは、僕の得意中の得意としていた料理でした。
しかし、パエリアは糖質を多く含むお米が主役の料理なので、やむなくパエリア料理からは長い間遠ざかっていました。
低糖質食を始めた当初は、”何が何でも糖質を口にしてはならない”と極端な糖質制限をしていましたが、
3年前から『糖質と上手に付き合う』食事法に切り替えました。具体的には、血糖値を急激に上昇させない工夫をするということです。
玄米は、白米の廻りを覆う食物繊維豊富な糠層が、糖の吸収を緩やかにするので、もしかしてパエリアになるかもしれない?とシンプルに考えたことがきっかけでした。
【用意するもの(4〜5人分)】
- 玄米・・・2.5カップ
- 玉葱・・・1個(中)
- ニンニク・・・6〜8片
- 舞茸・・・1パック
- 塩胡椒・・・少々
- オリーブオイル・・・80cc(エクストラバージンオイルがおすすめ)
- お湯・・・500〜700cc(硬めは少なく、柔らかめは多く)
- サフラン・・・0.2g
- 固形チキンスープ・・・1個
- 白ワイン・・・200cc
- 海老(できれば有頭)・・・10尾
- イカ・・・1ぱい
- アサリ・・・15個
- ミニトマト・・・8個(トマトなら1個)
- ピーマン・・・2個
【作り方】
1.熱いお湯にサフランと固形スープを入れて、良く混ぜて固形スープを溶かして、白ワインを加えます。
2.玄米をザルに移して、ザルの網を利用して流水で洗います。玄米の表面に軽く傷をつけると玄米にスープが染み込みやすくなるからです。
3.良く水を切った玄米をボールに移して、スープをくわえます。夏期は8〜10時間、冬期は12〜14時間玄米にスープを吸わせます。
4.ニンニク、玉葱、舞茸をみじん切りにして、オリーブオイル80ccのうち、半分の量をフライパンにひいて玉葱が透き通るくらい炒めます。
5.充分スープを染み込ませた玄米をスープごと炊飯器に移して、炒めた野菜と海老、イカ、アサリと残りのオリーブオイルを加えて炊飯器を作動させます。(玄米モード)
6.炊飯器が炊き上がりを知らせたら、蓋をとって乱切りにしたミニトマトとピーマンを入れて良く混ぜて、3分ほど蒸らしてできあがりです。
【ポイント】
1.サフランはとっても高価なスパイスです。計量器が無い場合、今回の分量の0.2gは、花びら50〜60本が目安です。
2.海老は頭付きを使うとよく出汁が出ます。また、アサリは一度冷凍すると出汁が出やすくなります。